2008-06-08 泡沫的日常 「国宝!高田渡!今、みとかなきゃ」と云ったのは泉谷しげる。名言だ。 シネマスコーレに『タカダワタル的ゼロ』を観に行く。下北沢ザ・スズナリでの劇団東京乾電池の公演後に行われたコンサートを中心に、『高田渡』とゆー稀有なヒトを淡々と追っていったもの。パンフレットでうえやまとち*1が書いていたけど、『生活の柄』を唄う泉谷*2を見る高田渡のうれしそうな顔といったら。もー慈愛と云ってもいい。 旧いせや*3の解体シーンで終わった映画。いせやに行けばいつもどこかに高田渡が居る、と思っていた。彼は今、どこで酔っ払っているのだろう。 *1:『クッキングパパ』の人ですね *2:「凄く好きな曲なんで。一番だけ唄わせてくれよ!いいだろオイ!」とゆーセリフがかっこよかったです。『生活の柄』は以前ムーンライダーズの鈴木慶一とのデュエットを聴いた思い出深い曲です *3:行ったことはなかったのですが(後悔しかり)、新いせやは営業してるんですよね。吉祥寺が舞台のドラマ「ラストフレンズ」でちらっと映ったのを見ましたけれど